メガネ屋の博物館

先日、数日お休みを頂き、約3年ぶりに旅行で韓国へ行ってきました。
私自身、昔から韓国が好きでしたので結構頻繁に旅行で行っていたのですが、コロナの影響でなかなか行けていませんでしたので、久しぶりに韓国でのご飯、ショッピングを楽しむことができ、非常に充実した旅行になりました。

さて、そんな韓国で私が以前からすごく興味があった、とあるブランドのお店に行ってきました。

そのブランドとは、
韓国発のアイウェアブランド『GENTLE MONSTER』(ジェントルモンスター)です。
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2011年、ソウルでHankook Kimによって設立されたこのGENTLE MONSTERは、クラシカルなデザインをベースにモダンなエッセンスをプラスしたニュータイプのアイウェアが特徴で、そのノーブルでありながらアヴァンギャルドであるエッジの効いたデザインは、韓国のみならず世界各国の著名人、洒落者の心を鷲掴みにしています。また、世界のトップメゾンブランドとのコラボも話題を呼ぶなど、今大注目のブランドです。


そんなGENTLE MONSTERのアイウェアで私が欲しかったものがありましたので、それを買いに行ってきました!というのが今回のお話しではありません。

私がこのGENTLE MONSTERの店舗に行ったのは、もちろん欲しいものがあったからというのもあるのですが、一番の理由は「ディスプレイ」を見に行きたかったのです。

まずは、写真をご覧ください。
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これ、実際の店内の写真なんです。
まるで、現代アートとオブジェが飾られた博物館みたいじゃないですか⁉

そう、GENTLE MONSTERの最大の魅力が、
『店内では、商品を前面に押し出さず、GENTLE MONSTERというブランドの世界観を楽しんでもらえるような空間デザインになっている』というところです。

GENTLE MONSTERに在籍する空間デザイナー約50名(普通のブランドでは考えられない多さ)全員が「絶え間なく新しいことに挑戦する」というコアバリューを根幹と考え、常に革新的な空間を提案し続けており、シーズンごとに変わる空間デザインは、まさに異世界の空間です。(ちなみにアイウェアのデザインにかかわるデザイナーはたったの4名みたいです)
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(仁川空港にあるGENTLE MONSTERの免税店)

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(仁川空港の広場に飾られているGENTLE MONSTERのオブジェ)

このような形態をとる理由は、「ECサイトでの商品販売がメインである」ためです。

日本ではコロナの自粛要請をきっかけに多くはなりましたが、数年前より韓国ではECでの商品の販売・購入が一般化されています。(現在GENTLE MONSTER以外にも「商品を置かないお店」というコンセプトで店内空間に重きを置いたブランドが多くなってきています。)

ですので、『店舗はブランディングの場所』と考え、買い手が行きたくなる空間を提供し、そこでブランドの世界観を味わってもらい楽しんで頂くことで、購入に繋げるといったことが非常に重要なんです。
好き嫌いがハッキリと別れるコンセプトで勝負することで結果的に多くのコアなファンを獲得する。ここが日本と大きく変わるところかなと思います。

製品のみならず、スペース、スタイリング、キャンペーン、に重点を置き、まったく新しく革新的なデザインの視点を提供し続けるGENTLE MONSTERは、『大切なのは戦略より「思いつき」の最大化』という哲学の基、だれも未来を予想できないブランドを作り上げています。そうすることで、我々消費者に予測不能な驚きをもたらし、これがGENTLE MONSTERへの期待へと繋がっていくのでしょう。

皆さんも、もし韓国へ行く機会があればチラッと覗いてみてください。これまでのブランドショップの概念が覆されるような新しい体験ができるかもしれませんよ。

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