どれが合うかな?
めっきり気温も下がり、ジャケット・コートの注文がより一層増えてきました。
ジャケット・コート共に人気の生地は、やはり「ハリス・ツイード」
特に今年はジャケットの注文が多く、イタリア調の軽い仕立てで作られる方や、ハリスの重厚感を活かした英国調のクラシカルな仕立てで作られる方など、皆さん様々な仕立て方法でお作りなられます。
そんな中、先週リピーターのTさんよりこんな注文を受けました。
それは『エルボーパッチ付きのハリスジャケット』
ところで、皆さんはヨシムラでもエルボーパッチ付きのジャケットを作れるって知っていましたか?
ごくたまにエルボーパッチを付けて欲しいという方はいらっしゃり、その中でも今回のようなハリスジャケットやコーデュロイジャケットなど、ウォーム感のあるジャケットに付けられるの方が多い印象です。
最近では、普通のウールやコットン、またリネンにもエルボーパッチが付いているジャケットも多く見かけるようになりましたが、やはりクラシカルで肉厚なジャケットの方が雰囲気が合い、一気に洒落感が増しますよね。
さて、話を戻しますが、今回Tさんの選んだ生地はハリスのグレーヘリンボーンで、ここにスウェードのエルボーパッチを付けたいとのことでした。ジャケットのディテールはというと、3つボタンにプリーツ入りの4パッチ、また背バンド付きとスポーティかつクラシカルな優雅なスタイル。このディテールはTさんの好みもありスッと決まりましたが、迷われていたのはエルボーパッチの色。
実際に生地の上に置いてみてもらい、その場で決めていただくのが一番ですが、生憎店頭にエルボーパッチのご用意は無く、我々が依頼を受けてからお店に探しに行くスタイルです。その為、私が合いそうなものをピックアップし、後日メールにてご提案する形となりました。
ディテールを見る限り、このエルボーパッチの色次第で、よりクラシカルな雰囲気になるか、よりカジュアルな雰囲気になるか、が分かれるかなり重要なところ。なお、Tさんはどちらかというとクラシック色の強い方が良いとのことでした。そうして色々考えた結果、以下の色をピックアップし提案することに。
①濃紺

これは限りなく黒に近い紺色です。普通のネイビーだと差し色にしては少し弱く、また生地の色とごちゃつきが出そうでしたので、落ち着きがありながら、光の加減で少しネイビーが覗くような洒落感のある濃紺を選びました。
②黒

濃紺よりもクラシックな黒。ヘリンボーン柄の黒とトーンを合わせているので統一感もあり、自然に馴染んでくれると思い選びました。
③ブラウン

今回ご希望のスタイルには少し合わないブラウンですが、やはり一番差し色のアクセントが綺麗で、これぞエルボーパッチ付ジャケット、といような存在感のあるジャケットに仕上がりますので、念のためこちらも提案しました。
以上の3色をメールで提案し、現在ご検討いただいております。
Tさんは一体どれを選ぶのか、楽しみに待ちたいと思います。
ジャケット・コート共に人気の生地は、やはり「ハリス・ツイード」
特に今年はジャケットの注文が多く、イタリア調の軽い仕立てで作られる方や、ハリスの重厚感を活かした英国調のクラシカルな仕立てで作られる方など、皆さん様々な仕立て方法でお作りなられます。
そんな中、先週リピーターのTさんよりこんな注文を受けました。
それは『エルボーパッチ付きのハリスジャケット』
ところで、皆さんはヨシムラでもエルボーパッチ付きのジャケットを作れるって知っていましたか?
ごくたまにエルボーパッチを付けて欲しいという方はいらっしゃり、その中でも今回のようなハリスジャケットやコーデュロイジャケットなど、ウォーム感のあるジャケットに付けられるの方が多い印象です。
最近では、普通のウールやコットン、またリネンにもエルボーパッチが付いているジャケットも多く見かけるようになりましたが、やはりクラシカルで肉厚なジャケットの方が雰囲気が合い、一気に洒落感が増しますよね。
さて、話を戻しますが、今回Tさんの選んだ生地はハリスのグレーヘリンボーンで、ここにスウェードのエルボーパッチを付けたいとのことでした。ジャケットのディテールはというと、3つボタンにプリーツ入りの4パッチ、また背バンド付きとスポーティかつクラシカルな優雅なスタイル。このディテールはTさんの好みもありスッと決まりましたが、迷われていたのはエルボーパッチの色。
実際に生地の上に置いてみてもらい、その場で決めていただくのが一番ですが、生憎店頭にエルボーパッチのご用意は無く、我々が依頼を受けてからお店に探しに行くスタイルです。その為、私が合いそうなものをピックアップし、後日メールにてご提案する形となりました。
ディテールを見る限り、このエルボーパッチの色次第で、よりクラシカルな雰囲気になるか、よりカジュアルな雰囲気になるか、が分かれるかなり重要なところ。なお、Tさんはどちらかというとクラシック色の強い方が良いとのことでした。そうして色々考えた結果、以下の色をピックアップし提案することに。
①濃紺

これは限りなく黒に近い紺色です。普通のネイビーだと差し色にしては少し弱く、また生地の色とごちゃつきが出そうでしたので、落ち着きがありながら、光の加減で少しネイビーが覗くような洒落感のある濃紺を選びました。
②黒

濃紺よりもクラシックな黒。ヘリンボーン柄の黒とトーンを合わせているので統一感もあり、自然に馴染んでくれると思い選びました。
③ブラウン

今回ご希望のスタイルには少し合わないブラウンですが、やはり一番差し色のアクセントが綺麗で、これぞエルボーパッチ付ジャケット、といような存在感のあるジャケットに仕上がりますので、念のためこちらも提案しました。
以上の3色をメールで提案し、現在ご検討いただいております。
Tさんは一体どれを選ぶのか、楽しみに待ちたいと思います。
この記事へのコメント